ペルシャ絨毯を取引する際に気をつける事柄

ペルシャ絨毯は他の絨毯とは異なり、現在のイラクにおいて伝統的な工法により手作業で作られる美術工芸品としての価値の存在する品物です。

ペルシャ絨毯の歴史は紀元前にまで遡り、現存するもので最も古いのは約2500年前のものであるとされています。

素晴らしいのは、その大昔からの製造方法をほとんど変えることなく天然素材を用いて作り続けられているという点も挙げられます。

さらにペルシャ絨毯は新品のみならず中古品でもその価値は非常に高く、却って中古品のほうが月日を経てその風合いや手触りなどが増したということも少なくありません。

優秀な中古ペルシャ絨毯は、もはや美術骨董として高値で取引されているほどです。

ただし、特に骨董といわれるペルシャ絨毯の価値の判断は素人には難しいとされます。

ある程度の目を持つ所有者でも、鑑定に掛けたら実は偽物だった、安価な大量生産の既製品だったというケースも珍しくありません。

本物かニセモノか見極めることが重要

もしペルシャ絨毯を取引するなら、本物かニセモノかをしっかりと見極めることが最重要ポイントといえます。

もちろん正確を期すならば、専門の鑑定家に依頼するのが確実です。

ただ専門家といってもピンからキリなので、どの専門家が適切なのか見当つけることも難しいはずです。

自分の持っているペルシャ絨毯が本物かどうかを見極めるくらいなら、自分自身でも判断する方法があります。

その方法とは、絨毯から少しだけ毛足を抜いて燃やしてみるというものです。

勢いよく燃えたなら、残念ながらそれはニセモノ、ペルシャ風絨毯です。

本物のペルシャ絨毯はシルクや羊毛、綿が素材ですから、激しく燃えずに自然に消えるという燃え方をするはずです。

また燃えた際のにおいも、毛髪を燃やしたような匂いがするのです。

まずはこの判断してから鑑定に出すほうが、ニセモノをお金を出して鑑定するといったバカげた行為は避けられます。

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