ペルシャ絨毯の模様の持つ意味

繊細で多様なデザイン、美しい織り色が作り出す芸術的ともいわれるペルシャ絨毯は、現在のイランで手織りされています。

美しさに魅了された人もたくさんいますが、その魅力のひとつが色合いにあります。

同じ赤でも明るい赤、濃い赤、暗い赤、くすんだ赤などなど、決して一つの色だけはありません。

また、光の具合によっても鮮やかに輝いたり、しっとりと吸い込んだりとその表情を変化させます。

これらは自然素材だからこそがなせる業といえるでしょう。

敷物としてだけではなくタペストリーとして使用するために購入する人も多く、美術品としての価値もあります。

模様が現している訳はちゃんとある

ペルシャ絨毯の魅力は、何といってもあのデザインに尽きるのではないでしょうか。

デザインは多様性に富み芸術的に非常に高く、風土や伝統を感じることができます。

そもそもペルシャ絨毯で使用されている数々の文様は、絨毯の産地の伝統的なデザインなのです。

ペルシャ絨毯としてよく知られる文様に「メダリオン」というものがあります。

これは絨毯の中心部分に描かれる大きな多角形の文様で、ペルシャ絨毯のデザインの要ともいえるものなので目にした人も多いかと思います。

渦を巻いているような蔦の文様は「エリスミ」といって、歴史的建築物にもたくさん使用されており永遠の命を表わしています。

このエリスミは日本に伝わり、唐草模様になったとされています。

松ぼっくりや糸杉をデザインした「ボテ」というペイズリー柄は、バリエーションを変えていろいろな形で使用されています。

他にもさまざまな文様がありそれぞれがバリエーションを変えて使われていますが、それぞれの文様に命や生命、伝統などの意味が込められています。

ペルシャ絨毯を選ぶ際にはこれらの文様が表す意味や由来などにもこだわることで、より愛着が生まれることでしょう。

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